1993年に初めて導入され、ブランドのクッショニング技術に革命をもたらした、"NEW BALANCE(ニューバランス)"の象徴的なテクノロジー、"ABZORB(アブゾーブ)"。その豊かなヘリテージを、現代的な視点と先進的なデザインプロセスで再解釈した全く新しいシルエット、"ABZORB 2000(アブゾーブ 2000)"がデビュー。過去と未来を繋ぎ、ブランドの新たなチャプターを切り拓く、意欲的な一足の誕生である。
現代のスニーカーシーンを席巻する、2000年代のテックランニングシューズのトレンド。内部のテクノロジーをあえて見せる“ビジブルテック”の美学が再評価される中、ニューバランスはこの"ABZORB 2000"でその流れをリードする。3Dツールを駆使した精密な設計により、2000年代のクラシックな要素を強調しつつ、これまでにない彫刻的なソールユニットを創出。次世代のアイコンとなるポテンシャルを秘めている。
アッパーは、スカイブルーのメッシュ素材をベースに、圧着プリントによるメタリックグレーのオーバーレイを配置。伝統的なパーツ構成を排したミニマルなルックスが、近未来的な雰囲気を醸し出す。ソールユニットは、大胆に分割された彫刻的なデザインが特徴。フルレングスの"ABZORB"クッションと、衝撃吸収性を高める"ABZORB SBS"ポッドを惜しみなく搭載し、中央には"STABILITY WEB"シャンクが安定性を確保。クリーム色のミッドソールから覗くグレーのポッドが、テクノロジーの可視化というコンセプトを見事に体現している。
海外では2025年秋にニューバランス取扱店にて発売予定。価格は$170。 また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。