ポルトガルの陶器タイル細工からインスピレーションを受けたデザイン!
1998年、デザイナーの"ショーン・マクドウェル"が手がけ、ヤシの木から着想を得た波打つ樹脂パーツと、新機軸のクッショニング"TUNED AIR(チューンドエア)"を搭載してデビューした、"NIKE(ナイキ)"の"AIR MAX PLUS(エアマックスプラス)"。その未来的なシルエットをキャンバスに、ポルトガルの伝統的なタイルアート"アズレージョ"からインスピレーションを受けた、芸術品のような一足がスタンバイ。
アズレージョとは、14世紀にイスラム教徒によってスペインにもたらされ、16世紀以降ポルトガルで発展した美しい装飾タイルのこと。本作は、その歴史的なアートとストリートのアイコンを融合させ、スニーカーという形でポルトガルの文化へ敬意を表したスペシャルな一足となっている。
アッパー全体には、"Tn"ロゴやエアユニットの形状、そしてシュータン中央の"Lisboa(リスボン)"の文字を組み合わせた、アズレージョのタイルを彷彿とさせる緻密なグラフィックパターンを配置。TPUケージやマッドガードをクリーンなホワイトで統一することで、まるで美しい陶器のような質感を演出している。アウトソールはクリア仕様となり、その下にもタイルのグラフィックが広がるというこだわりよう。さらに、ジュエルロゴにはリスボンの市旗をモチーフにした装飾が施され、シューズボックスの包装紙に至るまで、その世界観が徹底されている。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。