【2026年発売予定】ナイキ ズーム ハイパーフライト バーシティ レッド/ホワイト/ブラック(IR0962-601)

バッシュの未来像を提示した名作が復活！
2001年に発売された"AIR HYPERFLIGHT(ナイキ エア ハイパーフライト)"。デザイナーは名匠"ERIC AVAR(エリック・エイバー)"で、"NIKE(ナイキ)"創業者の一人である伝説的陸上コーチ、"BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)"がもし現代にバスケットシューズを設計したらという発想をもとに、陸上スパイクのように軽く無駄のないバッシュを目指した。当時は実験的であり先鋭的な"ALPHA PROJECT(アルファプロジェクト)"の一環として開発された。
最大の特徴は、徹底的な軽量化とミニマルデザインにある。アッパーにはエナメルのような光沢を放つ合成皮革が用いられ、ステッチを極力排した滑らかなワンピース状に仕上げられた。ソールとアッパーを一体化するダブルラスト製法が採用され、サイドにミッドソールの張り出しが見えないクリーンな外観を実現。安定性確保のため、内部にはTPU製の翼状サポートが左右に配置された。機能面では、「史上最も軽いバッシュの一つ」と称される片足約340g前後という軽量性を達成。ミッドソールには軽量のファイロン素材と、前足部・後足部に内蔵された薄型の"ZOOM AIR(ズームエア)"ユニットを搭載し、低重心で反応の良いクッショニングを提供した。しかし、この革新性はトレードオフも伴った。エイバー自身も後年「サポート面でもう少し改良の余地があった」と述懐しており、プレーヤーからはサポート不足やフィットの緩さを指摘する声もあった。
オリジナルモデルは2001年夏に発売された 。当時としては斬新な、レッド、パープル、オレンジ、イエロー、ブルーといった鮮やかな単色グロスカラーで展開され、店頭に並ぶと瞬く間に完売する人気を博した。
2026年にオリジナルカラーが大々的に復活を遂げる。先進的なシルエットの魅力を引き出す鮮やかなレッドカラーが再登場。スウッシュやアルファプロジェクトの象徴である５ドットにはイエローをアクセントに採用。シューレースシステム周りやライニングはブラックで引き締め、攻撃的なカラーブロッキングを構成。
海外では2026年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$170。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。