30周年を祝い、"COBALT BLISS" が復刻!
1996年、スニーカーデザインが最も大胆であった時代の一つに、"NIKE(ナイキ)" は強烈な一足をリリースした。デザイナー、"WILSON SMITH(ウィルソン・スミス)" が手掛けた "AIR MORE UPTEMPO(エア モア アップテンポ)" である。サイドウォールを覆い尽くす巨大な "AIR" のレタリングは、当時最大容量を誇ったビジブルエアの存在を視覚的に強調するだけでなく、「目立つことが正義」とされた90年代の精神そのものを体現していた。
コート上では1996年のアトランタオリンピックにおいて、"SCOTTIE PIPPEN(スコッティ・ピッペン)" の足元を飾り、"DREAM TEAM II (ドリームチーム II)" の一員として世界中の視線を釘付けにした。その伝説はコートだけに留まらず、2000年代に入るとストリートへと活躍の場を広げ、"SUPREME(シュプリーム)" や "AMBUSH(アンブッシュ)" とのコラボレーションも実現するなど、ファッションアイコンとしての地位を確立。2026年、その生誕30周年を祝し、大々的なフィーチャーが予定されている。
そのアニバーサリーイヤーの一環として、2023年に登場し人気を博した "COBALT BLISS(コバルト ブリス)" のカラーウェイが復刻を果たす。アッパーのベースは精悍なブラックのヌバックで構築。そこに、象徴的な "AIR" のレタリングがクリーンなホワイトで縁取られ、強烈なコントラストを生み出している。そして、そのレタリングのアンダーレイとして、鮮やかながらも涼しげな "コバルト ブリス" のカラーが覗く。
海外では2026年にナイキ取扱店にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













