【国内先行予約/11月15日発売予定】プーマ タロン WTR ヴェイパー グレー(402956-01)

フューチャリスティックな造形美が異彩を放つ！
2004年に初登場した"PUMA(プーマ)"の"TALON(タロン)"は、当時のパフォーマンス系スニーカーの中でも異彩を放つ実験的デザインであった。デザイナーのジェフ・モコス氏が中心となり、スポーツとライフスタイルの境界を超える斬新なシューズを生み出したプーマ社内の「モーションライン」プロジェクトから誕生。そのコンセプトは「自然を設計の手本（BLUEPRINT）とする」というもので、猛禽類の“タロン（鉤爪）”の構造と機能美をスニーカーに落とし込むことを試みた。
最大の特徴は、アウトソールがアッパーを包み込むように下から巻き付く、独創的なシルエットにある。これは「インジェクテッド・ソール（射出成型ソール）」とも称される特殊な製法で、アウトソール側のゴムをアッパーを包み込むように成型・接着する逆転のプロセスが採用された。この鉤爪状のラバーオーバーレイは、地面を捉えるトラクション機能と安定性を担い、側面ではプーマのフォームストリップ（サイドのライン意匠）状に立ち上がる造形となっている。オリジナルモデルのアッパーは通気性に優れた柔軟なメッシュ素材でシームレスに仕上げられたが、最新作では目の細かなキャンバス素材の淡いグレーボディで構成。その上の鉤爪をイメージさせるTPUパーツにはキャラメルブラウンを配置した。綺麗な2トーンでメリハリのあるブロッキングを構成し、TALONならではの独創的なシルエットを見事に引き立てるカラーリングとなっている。
発売から約20年が経過し、その先進性が再評価されている。ドイツの新鋭ブランド"NO/FAITH STUDIOS(ノーフェイススタジオ)"や韓国の"SAN SAN GEAR(サンサンギア)"とのコラボレーションでも使われている。プーマのデザイン史における最もクリエイティブなモデルの一つとして、再び脚光を浴びている。
日本国内では2025年11月15日にプーマ取扱店にて発売予定。価格は19,800円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。